二浪漂流記

二浪した底辺理系志望が中堅国立を目指す話。

プロローグ4

自分の経歴を赤裸々に晒しておこうと思う。
以前の記事にも書いたように、僕はいわゆる進学校の落ちこぼれで、1年次終了から半年間、地元高校の編入試験があるまで無職の時代を過ごしている。
その関係で卒業が半年遅れ、卒業したのは去年の9月、つまり一浪の9月だ。

現役時は高卒認定を取って首都大学東京システムデザイン学部インダストリアルアート学科を受けた。
あそこはセンターが英数国物の4科目、2次は数英とデッサンの実技試験。
デッサン自体は無職が始まってから2年間美術のセミナーに通っていたので多少はできた...が、
数学物理がどうしようもない。理系が聞いて笑う。
センターも全体で6割いったかどうかくらい。当然センターレベルの数学でガタガタの奴が2次なんて適うはずもなく、不合格。

正直現役時は半分記念受験感覚で受けていた節もあった。最後まで成績も上がらず、結局匙を投げてしまっていた。
そんなこんなでのらりくらりと一浪に突入。
秋の卒業までは学校に通いながらの河合塾だったため、通常の浪人生のように朝から予備校には行けず、高3グリーンコースを受講。
ろくに成績も上がらないまま、夏期講習が終わろうとしていた頃、ふと母から和歌山大学を勧められた。

確かに良い選択肢だった。システム工学部もあるということで自分の進路にも合ってるし、何より和歌山は僕の好きなPCゲーム、Airの聖地がある場所でもある。おまけに地方国立だから一人暮らしもできる。

ただ一浪の秋から科目を増やすことにはどうも抵抗があった。
いかんせん首都大一本狙いで数国英物しかやってこなかったのだ。そこからセンター理科を1つ、社会科科目を1つ増やして、センターまであと4ヵ月、果たして間に合うのか...

そんなこんなで秋に高校を卒業し大学受験科に入る際、センターの科目を現社、生物と2つ増やした。
普通は理系学生の選ぶ理科科目といったら物化が王道だろうが、なにより時間がなかったため、一から公式を覚えて云々する化学より詰め込んだだけ点になる生物を選んで短期決戦を狙った。
最後の模試までE判定が続いたが、本番のセンターリサーチの結果...

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なんとかC判定まで持っていけた。数学と物理が相変わらずクソザコブロッコリーなのはお察し。

まあそして何を思ったのか、完全に慢心しちゃったんですねこの結果を見て。

ああもう受かるでしょと。

今思えばこのどこに慢心できる要素があるのかって感じですが、もうセンター終了から前期試験までひたすらダラダラしてた。

因果応報のお手本みたいな末路を辿ったわけで...

そして今に至るわけであります。